中国外務省の劉建超スポークスマンは8日の記者会見で、アメリカのレーガン元大統領の逝去に哀悼の意を表明したあと、「レーガン大統領は中米関係の改善と発展に重要な貢献をした」と高く評価しました。
劉建超スポークスマンは、「レーガン氏は大統領就任中、中米関係の改善と発展を促した。中米双方は1982年に"8.17"コミュニケを発表し、アメリカの台湾への武器売却問題解決で原則を確立した。またレーガン大統領の1984年の中国訪問は、両国の各分野の往来と協力を促した。レーガン氏が逝去したあと、中国の胡錦涛国家主席と李肇星外相はそれぞれブッシュ大統領とパウエル国務長官に電報を送り、哀悼の意を示し、レーガン氏の夫人と家族に慰問を表明している」と述べました。
劉建超スポークスマンは更に、「"8.17"コミュニケは中米関係で指針的文書の一つで、中米関係にとって今でも指導的意義を持っている。中国側はこのコミュニケが確実に遵守されるのを期待している」と強調しました。(06/08)
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