中国外務省の劉建超スポークスマンは25日、北京で開かれた記者会見で、歴史に責任を負う態度で、中国人強制労働を含む歴史的遺留問題を正視し、それを適切に処理するよう日本政府に呼び掛けました。
これは、劉建超スポークスマンが、日本の福岡高等裁判所がこのほど第二次世界大戦に日本に強制的に連行された中国人労働者による賠償訴訟を却下したことに触れた際述べたものです。劉建超スポークスマンはその際、労働者の強制連行が旧日本軍が侵略戦争で中国人民に対して犯した厳重な罪の一つであると強調しました。(05/25)