イラク駐留アメリカ軍とイラク警察は20日、イラク国民会議の指導者でもある、イラク統治評議会のメンバーチャラビ氏のバクダッドにあるオフィスと自宅を突然捜索しました。これはチャラビ氏やほかの統治評議会メンバーの不満を引き起こしています。
チャラビ氏はアメリカ軍のやり方に怒りを示し、「連合軍当局とはもう何の関係もない」と述べました。3人の統治評議会のメンバーは、もし連合軍当局が当日の行為を謝罪しないならば、辞職すると威嚇しました。
チャラビ氏はアメリカ側に特にペンタゴンに一度はイラクの未来を握る主要人物と見られていました。最近、チャラビ氏は連合軍が間もなくイラク人に渡すのは完全な主権ではないと公然と批判し、権力移行後も、アメリカ軍が依然としてイラク安全部隊への指揮権を保留することに反対しています。(05/21)
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