イラク駐留アメリカ軍の軍事法廷は19日、イラク駐留アメリカ軍のシビッツ憲兵がイラク人捕虜を虐待した事件について裁判を行い、判決を下しました。シビッツ憲兵は一年の懲役刑を受け、刑期満了後軍籍除名になるとのことです。
当日、シビッツ憲兵と共に法廷に出て裁判を受けたのは捕虜虐待で起訴された他の3人のアメリカ軍兵士で、法廷は6月22日に再び審理するとのことです。
アメリカ軍中東地区軍事行動責任者のアビザイド中央司令官は「初歩的な調査結果では、イラクとアフガニスタンで分かった捕虜虐待事件は系統的な行為ではない」と述べ、「アメリカ軍の訓練と組織上では、確かに問題が存在している」と認めました。(05/20)
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