イラク駐留アメリカ軍のイラク人虐待を最初に報道したアメリカの雑誌「ニューヨーカー」は15日、「イラク人虐待事件は、孤立的な行為ではなく、ラムズフェルド国防長官が去年承認した特殊尋問計画に直接関係がある」と述べています。
それによりますと、ラムズフェルド国防長官はイラクでの情報収集強化のため、去年の9月に従来の制限を逸脱した尋問を承認し、これをイラクの全ての米軍刑務所で実施したが、それは最終的にイラク人虐待につながった。この計画は、ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官の承認を得ており、ブッシュ大統領本人もこの計画を知っている。しかし、アメリカ国防総省はこのことを否定した」と述べています。(05/16)
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