国連の人権問題の専門家である中国の前スイス駐在大使田進氏は15日、記者のインタビューに答え、「アメリカ及びイラク駐留アメリカ軍のやり方はテロ取締りを妨げている。」と述べました。
田進前大使はその際「イラク人の参加する特別軍事法廷を設立し、捕虜虐待をしたアメリカ軍に対する裁判を行うのが理屈にあっている。安保理は捕虜虐待事件について討議を行うべきだ。国際赤十字会はいち早く、70%から90%のイラク人の逮捕は誤って行われたものだと指摘している。アメリカが現時点で、刑務所から数百人を釈放したのはまだまだ足りないもので、非常に遅れている。釈放は当然拘束よりいいことだ。しかし、それはアメリカ政府が捕虜虐待をした数人の兵士を取り調べるやり方と同様で、根本から問題を解決することにはならない。アメリカの政府と軍関係はその人権や外交面での覇権主義を完全に改め泣け得ればならない」と指摘しました。
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