温家宝首相は現時時間12日夜アイルランドの公式訪問を終えて帰国の途につきました。
温家宝首相は当日、アイルランドの首都ダブリンでマカリース大統領、オ・ハンロン下院議長、ケリー上院議長とそれぞれ会見しました。その際、温家宝首相は、「強大で安定した欧州は欧州各国の利益に符合しているだけではなく、世界の平和と発展にとっても有益である」と述べた上で、アイルランドが一貫して一つの中国の原則を堅持していることを賞賛し、またEUの輪番議長国として、中国と欧州の関係の発展に払った努力に感謝しました。
アイルランドは温家宝首相の欧州訪問の最後の国であり、これに先立って、温家宝首相はドイツ、ベルギー、EU本部、イタリア、イギリスを歴訪しました。
温家宝首相と共に欧州を訪問していた李肇星外相は12日ダブリンで、今回の訪問を通じて、中国と欧州の戦略的パートナーシップの内容が充実にされたこと、双方の協力メカニズムが強化されたこと、経済貿易協力の重点が明確にされたこと、教育文化交流が促進されたこと、友人を多く作ることによって、信頼関係が深められ、互いの疑問も解消されたことなど大きな成果が得られたと高く評価しました。(05/13)
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