アメリカのブッシュ大統領は10日、「イラク人捕虜虐待事件に参加したアメリカ兵の責任を徹底的に追及する」と重ねて表明しました。
ブッシュ大統領は、「捕虜虐待事件はイラク人民への侮辱だ」と非難したものの、事件暴露後、多くの人の非難の的となったラムズフェルド国防長官を「彼は立派に仕事をしてきた」と弁解しました。これは捕虜虐待事件の報道後、ブッシュ大統領が始めてラムズフェルド国防長官への支持を表明したものです。
同日、赤十字国際委員会のスポークスマンは、当日の「ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル」のホームページのアメリカ兵によるイラク人捕虜虐待の報道は真実であることを表明しました。
一部の国は当日も、アメリカ兵のイラク人捕虜虐待事件を非難しています。(05/11)
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