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21日はイラク駐留米軍とアメリカ政府にとって暗い日だと言えます。今まで情勢がより安定したイラク南部の最大都市・バスラから、アメリカ軍とイラク武装勢力が停戦に合意したばかりのイラク中部都市・ファルージャまで、銃声と爆発の音が聞こえ、多くの人の死傷をもたらしました。これは、イラクが、アメリカの占領に抵抗する地震多発地区となっていることを示しています。
21日、バスラ市中心地の3カ所の警察署が、朝の通勤時間に、ほぼ同時に爆弾テロの襲撃を受けました。2時間後、バスラ市郊外のズバイルの警察学校でも爆弾テロ事件が二回起きました。これらの一連の爆弾テロによって、70人あまりが死亡し、その内には、多くの子供が含まれています。この他、230人が負傷し、バスラ駐留のイギリス軍兵士4人が含まれています。同日、イスラム教スンニ派の反米本拠地と呼ばれるファルージャで、激しい戦闘が発生しました。ファルージャを包囲するアメリカ軍と、地元の武装勢力は、双方が達成した停戦合意にかかわらず、再び交戦し、少なくともイラク人9人、米軍兵士3人が死亡しました。
分析家によりますと、アメリカが何故イラクの泥沼に陥り、脱け出せなくなっているのか、その主な原因は次のようなことが挙げられています。まず、占領と反占領の矛盾は妥協できません。アメリカ軍は不十分な理由と証拠によって主権国家の政権を顛覆し、更に、この国で10万人余りの軍隊を一年余り駐屯させました。主権とプライドを失ったいかなる民族も、自国で外国の軍隊が武力を誇示恣意性を見せつけることを見たくなく、罪のない同胞を銃殺することを憎んでいます。このことから、イラク人は宗教や政治分野、男女、老幼を問わず、いずれも反米活動に参加しています。現在、米軍がイラクで直面しているのは、いわゆる「テロ」だけなく、全民族の敵視です。武装勢力との闘争だけでなく、アメリカ軍を失望させたのは、アメリカ軍がファルージャとイラク南部の多くの都市で反米勢力を掃討した際、自ら養成したイラク軍と警察が自国の人民を殺したくないとの理由で出陣せず、はては米軍と交戦したことです。
次は、イラク戦争はアメリカの一国主義の産物で、国連と国際社会の支持と参加を得ない下で進められたことです。これによって、アメリカは、ますます国際社会から孤立しています。このほど、スペインの新しい首相は、就任後、イラクから撤退することを命令し、また、ホンジュラス、ドミニカ、ノルウェーなどの国は、それぞれまねをしています。また、人質事件の頻繁な発生によって、イラク戦争連盟とイラク駐留連合軍が崩壊の危機に直面しています。
第三は、アメリカは、イラスラルに肩を持った扱いをし、アメリカとアラブ諸国との緊張関係を激化させ、これもイラク情勢を更に動揺させる重要な原因だと見られています。
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