第十期全国人民代表大会第二回会議が14日、北京で閉幕しました。その後、温家宝首相は、国内外の記者の質問を受ける会見を行いました。
この中で、中日関係に触れた際、温家宝首相は、「日本の指導者は歴史を鏡とし、未来に向け、中国人民の感情を傷つけるようなことを二度とすることなく、また中日両国の指導者の正常な相互訪問と両国関係の正常な発展に影響を与えるようなことをしないよう希望する」と語りました。
温家宝首相はまた「中日関係の主流は良好なもので、現在両国関係に存在する主な問題は、日本の一部指導者が第二次世界大戦のA級戦犯を合祀する靖国神社を何回にも亘って参拝することであり、これは、中国人民やアジアの人々の感情をひどく傷つけた」と指摘しました。
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