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(GMT+08:00)
2004-02-26 17:24:27
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第二回北京6ヵ国協議、良好にスタート
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25日、第二回北京6カ国協議が初日の会合を行い、中国代表団の劉建超スポークスマンは25日午後の記者会見で、「関係各方面は初日の会合で一定の見解の一致に達し、実質的な内容にも触れた」と表明しました。今回の6ヵ国協議は良好なスタートを切り、見通しの明るい要素が増えているということです。紹介によりますと、協議に参加している関係各方面は第一日目の非公開会談で、冷静かつ実務的な発言を行いました。意見の食い違いが一部あるものの、一定の見解の一致に達したとのことです。関係各方面は「いかなる困難があっても、協議のプロセスを継続していくこと。朝鮮半島の非核化という目標を明確にし、この目標達成は各国の利益に符合するであること。協調して一致した段取りを共に採り、行動することは信頼関係を作るのに最も効果のある道であること」を確認しました。 25日の非公開会議の後、朝鮮代表団は日本代表団とアメリカ代表団とそれぞれと二国間交渉を行いました。去年8月の第一回6ヵ国協議に比べ、朝米双方が初日で順調に二国間交渉を果たしたことは、協議のスタートの見通しが明るいことを示しています。初日の会合の中で、関係各方面は多くの敏感な話題にも触れました。しかし、これら敏感な或いはタブー視されている話題に対し、各方面はいずれも冷静に他の人の意見を聴取しています。これも初日の会合の雰囲気が良好なものであることを物語っています。協議参加の各方面も今回の協議を明るく見ているようです。韓国代表団のイ・スヒョク団長によりますと、初日の会合の中で、関係各方面は多くの建設的な意見を出し、一定の共通認識に達したとのことです。韓国代表団は6ヵ国協議を定期化し、これから二ヶ月毎に一回行うという意見を提案しました。ロシア代表団のスポークスマンは会談後、「初日の会合は良好なスタートを切り、ロシア側はこの日の会談に満足している」と表明しました。北京6ヵ国協議は全世界の注目を集め、国際世論も今回の協議を一般に見通しが明るいものとしています。イギリスロイター通信は、「朝鮮は今回の協議で、その立場を緩和させる可能性がある。朝鮮外務省が協議前、若干の強硬な声明を発表したものの、朝鮮代表団のキム・ゲグァン団長は北京入りする前、6カ国協議に楽観的な考えを示した」と分析しています。日本の共同通信は、「朝鮮は今月ウィーンでIAEA・国際原子力機関と非公式会合を行い、朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設に対する査察の可能性について討議した。これは2002年12月以来、朝鮮とIAEAが初めて実質的な接触をしたことだ。これも第二回北京6ヵ国協議の開催前、朝鮮が事前に努力を払い、協議開催に良好な雰囲気を作っていることを物語っている」としています。アメリカのCNNによりますと、今回の協議の最終期限が確定されておらず、これは去年8月の第一回北京6ヵ国協議と非常に異なるもので、今回の協議は新しい進展を遂げる可能性があるとしています。イギリスBBCによりますと、朝鮮代表団のキム・ゲグァン団長は協議の冒頭の発言で、朝鮮は柔軟に問題を取り扱うと表明し、これは今回の協議が進展を遂げる良好なシグナルであるとのことです。中国代表団の劉建超スポークスマンは記者会見で、今回の協議がいつ終わるのかという質問に対し、「関係各方面は初日の会合の結果に満足し、協議がいつ終わるかについてはまだ決めていない」と答えました。ある意味では、協議がなかなか終わらないことは良好なシグナルとなり、今回の北京6ヵ国協議が引き続き行われる場合、成果に達する可能性が大きいと言えるでしょう。
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