日本の村山富市元首相は3日北京で、日中両国が文化の交流を強め、両国人民の信頼と理解を深め、歴史を鏡にして未来に向かい、新世紀に日中両国の友好関係を全面的に発展すべきだ、との意を示しました。
村山元首相は、「多様な民間交流は日中関係の基盤で、日本が中国人の日本への団体観光ビザを開放するに伴って、両国人民の交流が更に発展するだろう。民衆の交流の増加と発展は両国間の相互理解を必ず促進できる」と述べました。
「中国脅威論」について、村山元首相は「日本国内に、中国の急速な発展は日本の経済や安全にとって一種の脅威だ、という見方があるが、それは誤解だ。日中両国の経済はすでに相互依存の関係となりつつあり、両国は共同の利益を求め、ともに有益な交流を拡大すべきだ」と述べました。(02/04)
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