アラブ諸国緊急サミットが16日、カタールの首都ドーハで声明を発表し終了しました。この声明は、イスラエルのガザ侵攻を強く非難しました。
この声明は、「サミットに出席したアラブ諸国の首脳と代表は、イスラエルがガザ地区で国際法で禁止されている兵器を使って庶民をむやみに殺害したことを深く憂慮している。ガザ地区の人道的情勢は非常に危険な状態に陥ったことから、直ちに有効な措置を講じて情勢悪化を阻止しなければならない」としています。
また声明は、「首脳たちは今回サミットで出された意見をまもなくクウェートで開かれるアラブ連盟経済サミットに提出することで合意した。この意見は、ガザ地区へのすべての侵攻を直ちに停止し、全面的、かつ無条件に軍隊を撤退させ、食品、燃料、医療品などの人道的援助物資を運ぶ通路を開放させ、ガザ地区への不法封鎖を解除し、人と資金、物資などの制限を終了させるようイスラエルに要求している」としています。(翻訳:玉華 チェック:林涛)
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