国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者と見られる人物が、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ攻撃を止めるため「聖戦」を呼び掛けている音声が14日、イスラム系のあるウェブサイトに掲載されました。

　このウェブサイトに掲載された音声ファイルは22分間あり、「ガザ侵略を阻止するジハード（聖戦）の呼び掛け」と題した音声には「われわれの運命は、十字軍（欧米）・シオニスト（イスラエル）連合との戦いにおいて、あなた方（パレスチナ人）の運命とひとつである」などとしています。

　内容からこの音声は、今月録音したものだと判明していますが、現在、音声に対する詳しい調査が行われています。なお、音声はビンラディン容疑者がこれまでに録音した肉声と酷似しているということです。（01/15　翻訳：Yin　専門家：安藤）