(4)林業における生態回復事業の一層の強化に向けた政策・措置を提起
会議では、年初以来、南方で発生した大雪・大雨・凍結災害や四川大地震が林業に大きな損失を与えたとの指摘がなされました。そこで2010年をめどとして、林業地域の生活環境や基本的な生産能力を基本的に回復し、被災した林業地域の労働者に適切な待遇を与え、被災地の復興を大きく進展させることが目標として確定され、具体的に次の関連4措置をさらに推し進める必要があるとされました。第一に、中央政府予算から特別資金を拠出して林業地域の生態回復を進める。林業の基層単位の労働者の住宅で災害により被害が出たものについて応分の補助金を支給し、林木の品種改良や育種に相応の支援を提供します。第二に、被害を受けた樹木や竹の最低買い取り価格を設定して価格を保護し、中央政府と地方政府の予算で、これらを買い取って加工する企業に対し、必要な流動資金の借り入れにおける利息分相当の補助金を支給します。第三に、災害により償還が不可能になった造林関連の債務について、被災状況に基づいて優遇策や債務免除などを与えます。第四に、林業分野での災害支援を中央・地方政府の災害支援に組み込みます。(編集KS)
「人民網日本語版」2008年11月13日より
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