陸航団、救援物資の輸送を担う先遣隊
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姜平記者、成都郊外の空軍基地 |
パイロットを取材中の姜平記者 |
中国人民解放軍の陸航団はヘリコプターの飛行隊で、道路が遮断された山奥に入りし、救援物資と負傷者の輸送を担当している機動先遣隊です。
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霧のため、出航したヘリが戻ってきた |
5月23日、朝8時、成都の郊外の空軍の基地から、3機のヘリが離陸して、地震の災害がひどい綿陽、北川に向かいました。飲用水、テントや薬品などを山奥の被災地に輸送した後、そこの負傷者を空港まで連れてくるのが当日の任務でした。しかし、1時間半後、3機のヘリが救援物資を載せたまま空港に戻ってきました。霧が深すぎて、途中で飛行任務を中止したそうです。
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輸送計画調整中の空軍の団長と指揮官 |
指揮官たち、飛行の可能性について再検討 |
午後2時ごろに、もう一度試みましたが、失敗しました。その日、夕方7時まで全員待機しましたが、天気が好転せず当日の任務実行を見送らざるを得ませんでした。(文:姜平)
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