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国家水泳センター(愛称:水立方) |
テスト大会を兼ねて行われるシンクロナイズド・スイミングの五輪予選が16日、開幕する。今日は各国チーム、ペアが会場の国家水泳センター(愛称:水立方)で最後の調整を行った。
今大会には、すでに五輪出場権を獲得しているロシア、米国などは出場しない。7大会連続の五輪切符を狙う日本はライバルのスペインなどと争う。また開催国の中国はチーム、デュエットとも出場権を得ているが、デュエットで五輪出場する双子の蒋文文、蒋テイテイ組は本番に向けた調整を兼ねて、今大会にオープン参加する。
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蒋文文・蒋テイテイ組 | その蒋文文、蒋テイテイは今日、国家水泳センターのプールで公開練習を行った。二人にとって、ここでの練習はすでに3日目。姉の蒋文文は「水温もいつも練習しているところとほとんど変わらない。天井が高くて、明るいのがいい。」とプールの感想を語った。また妹の蒋テイテイは「以前に比べ、体も出来てきたし、調子はいい。」と笑顔で語った。
二人を指導するのは、日本の『シンクロの母』井村雅代氏(元日本代表ヘッドコーチ)。」五輪でメダルを取ることを至上命題として臨む井村ヘッドコーチにとって、今大会の意味合いは非常に大きい。シンクロのような演技種目は、審査員の『先入観』が大きくモノをいうからだ。「中国の選手たちがここまでやれるというところを見せたい」というのは、大会ひと月前にお会いしたときの井村氏の言葉。ここで一気に弾みをつけて、本番でのメダルにつなげたいところだ。
明日16日はデュエットのテクニカルルーチンが行われ、中国の蒋文文、蒋テイテイ組、また日本の原田・鈴木組が出場する。(朝倉浩之)
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