ここ数日、チベット自治区の首府ラサでは、少数の者が暴行を働き、社会の秩序を乱し、一般市民の生命と財産の安全に危害を加えている。自治区関係部門は、法に基づき効果的措置をとり、この騒乱を処理したので、いま情勢はほぼ安定している。
10日午後、地元のおよそ300人余りの僧侶が法律と寺院の管理制度を無視し、ラサ市中心部に乱入して騒乱を起こそうとした。そして11日から13日にかけて、一部寺院の一部僧侶は引き続き集会を行い、駆けつけた警察に石を投げたり、石灰と湯を撒いたりして、数十名の警察を負傷させた。その後14日には一部の暴徒がラサに集まり、分裂のスローガンを叫び、投石、放火、略奪などの暴行を働き、派出所や政府機関に乱入し、銀行、商店、ガソリンスタンド、市場などを破壊した。大まかな統計によると、この暴行によって、既に三つの小中学校を含む22ヶ所の建物が焼かれ、数十台の警察の車両と民間の車両が焼却され、一般市民10人が死亡し、警察12人が重傷を負い、うち2人が重態となっている。
これまでの調査によって、今回の暴動は海外に亡命しているダライ・ラマ一味が組織的に計画し指揮したものだという十分な証拠をつかめた。チベットは中国の切り離すことができない一部分であり、この点は、国際社会の共同の認識を得ている。ダライ・ラマ一味のチベットの安定を破壊するという企みは人心を得られずはずはなく、必ず失敗に終わる。
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