中日平和友好条約が結ばれて30年となる今年は、「中日青少年友好交流年」です。その開幕式が15日午後、北京の人民大学で行われました。中国の胡錦涛国家主席が出席したほか、温家宝首相と日本の福田康夫首相はそれぞれ、祝電を寄せました。
中国政府の招きに応じて、このイベントに参加するため中国に来た日本青少年友好使者代表団の一行1000人と、中国各界の青年代表1000人余りが一堂に会し、共に「中日青少年友好交流年」の開幕を祝いました。
胡錦涛国家主席は、日本の代表団の主なメンバーと会見し、両国の青少年が行った芸術や書道交流、中日の世世代代の友好を記念する桜と白木蓮の植樹イベントに参加しました。
開幕式で、中国側組織委員会の胡春華主席と日本青少年友好使者代表段の最高顧問を務める「新しい中日友好21世紀委員会」の小林陽太郎会長はそれぞれ挨拶を行いました。
中日双方の青年たちは、各自の歌と舞踊で、両国の伝統的な友情と中日関係の美しい未来に対する望みを表しました。
「中日青少年友好交流年」イベントの開催は去年、中日両国の指導者が共に決めたものです。2007年の「中日文化スポーツ交流年」イベントと中日国交正常化35周年記念イベントに引き続き、両国国民の友情をさらに増進し、友好事業の後継者を養成するため繰り広げる重要な交流活動です。
日本からの代表団は、10日中国入りし、6つのグループに分かれて、上海や重慶、広州、成都、杭州と大連などを訪れました。
(翻訳:洋)
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