世界の子どもの笑顔、北京五輪の開閉幕式を飾る
ーー開閉幕式運営センター対外連絡部の劉岩主任ーー
しなやかな中国民謡「ジャスミンの花」のメロディーにかわいらしい民族衣装を着飾った子どもたち。2004年アテネ五輪の閉幕式で、張芸謀(チャンイーモー)監督の手がけた8分間のパフォーマンスは、世界中の人々に深い印象を与えました。
北京五輪の開閉幕式プログラム案の募集は2005年3月1日にスタートし、2006年4月16日、張芸謀氏を総監督に、スティーブン・スピルバーグ監督ら内外13人からなる作業グループが発足しました。2006年年末、管理、宣伝、技術など50部門からなる開閉幕式運営センターが設置されました。2007年8月、オリンピック開閉幕式のプログラムが決定。具体的な内容については非公開となっているものの、全体で3時間半、そのうち3分の2が入場行進、1時間くらいが中国伝統の要素をふんだんに取り入れたパフォーマンスが披露される予定です。
2007年9月5日、北京五輪組織委員会は開閉幕式演出に使うため、10歳以下の子供の写真を世界に向けて募集し始めました。進捗情況などについて、開閉幕式運営センター対外連絡部の劉岩主任に話を伺いました。
記者:募集の目的は、何ですか?
責任者:開閉幕式に、より多くの人が参加できるようにする…そして、北京五輪のスローガン『一つの世界、一つの夢』を表現する…そんな演出に使用されます。なぜ子供の写真を募集するかというと、「子供は、未来と希望を代表している。子供の笑顔はオリンピックの成功を導く」という思いがあります。
記者:進捗情況はどうでしょうか?
責任者:9月5日から募集を始めて以来、すでに5千点の写真が届いています。しかし、残念なことに、海外からの応募がまだ100点ほどしかありません。ここで、各国の子供たちが、積極的に応募してくれるようお願いします。世界のお父さん、お母さんにお願いです。子供さんの自慢の笑顔の写真をぜひ、ここ北京に送ってくださ い。
日本の皆さん、10歳以下のお孫さんやお子さんがいらっしゃれば、かわいい笑顔の写真を北京に送ってみませんか。北京五輪の開閉幕式の大画面でご覧いただけるかもしれません。詳しくは北京オリンピック組織委員会の公式ホームページ(http://www.beijing2008.cn)をご参考ください。
翻訳のお手伝いが必要な方は北京放送宛にご連絡ください(nihao2180@cri.com.cnスポーツ中国の係りまで)
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