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準備着々
   2008-01-22 13:23:47    cri

準備着々
北京五輪組織委に聞く

 オリンピックイヤーが幕が開かれました。北京オリンピックの準備状況はどうなっているのでしょうか。私たちは準備作業に取り組んでいる北京オリンピック組織委員会や関係者の皆さんに話を聞いてきました。

 北京オリンピック公園センターエリアは天安門から北上して19 キロのところにあり、歴史の脈動を感じます。

 このセンターエリアに、世界最大のフィルム構造の水泳館があります。水泳などの競技が行われる国家水泳センター、愛称水立方・ウォーターキューブです。

 水立方の建設工事に当たる責任者の一人であるゼン福光経理に話を利きました。ゼンさんは四川省の大学で建築学を専攻し、三峡ダムなどの国家プロジェクトに参加した経験があります。

 「ウォーターキューブには、北京オリンピックの、環境、ハイテク、人間重視の3つのコンセプトが詰まっています。設計段階から、オリンピックの歴史に残る体育館を建設しようと皆で決心したからです。

 ここは、ETFE膜というフィルムでできた世界最大の建物です。環境に配慮して、様々な工夫を凝らしました。たとえば、地熱(じねつ)を利用したり、雨水の総合利用システムを導入したことなどです。

 また、館内には、選手たちが好記録を出せるように、音を吸収する最先端の設計をする一方、観客の目が疲れないようなデザインも施しています。さらに、バリアフリー施設も完備しています。北京五輪のあと、ここは改修工事が行われ、国内で最大規模の室内水上遊園地に生まれ変わります。」

 さてさて、このような広い競技場、そして、センターエリアの建設に当たっている人たちはどのような思いで取り組んでいるのでしょうか。お昼の合間に、現場のスタッフたちに話を聞いてみました。

 「溶接の仕事を担当している丁迎輝といいます。出身は河南省。2年近くここで働いてきました。毎日8時間半働いていますが、給料は結構いいです。オリンピックの開幕式が行われる会場で働けるのは、とても嬉しいことで、また誇りに思っています。チャンスがあれば、開幕式を現場で見てみたいですね。」

 センターエリアから車で西に向かって、10分もしないところに、この建物が見えました。オリンピック大廈(2002年に落成)、北京オリンピックの準備作業を取り仕切るヘッドクオーターです。

 この大廈だけでなく、オリンピックの開催のためにせっせと準備している部門はこちらにもあります。そうです。世界中から注目されている、開閉幕式運営センターです。北京オリンピックの開閉幕式の大枠の設計がすでに完成したという発表がありましたが、その具体的な中身については、今のところ、まだ明らかにされていません。私たちはこのベールに包まれている建物の一室に入ってみました。

 笑顔募集事務室。開閉幕式のアトラクションで使われる子どもの笑顔を募集するところです。8月に募集活動を始めて以来、すでに世界各地から5000通の応募作品が届いたようです。何故このような募集を始め、また集まった子どもたちの笑顔をどのように使う考えなのでしょうか。劉岩主任の紹介です。

 「開会式と閉会式に、より多くの人が参加できるようにする…そして、北京オリンピックのスローガン『一つの世界、一つの夢』を表現する…そんな演出に利用されます。なぜ子供の写真を募集するかというと、「子供は、未来と希望を代表している。子供の笑顔はオリンピックの成功を導く」という私たちの思いがあるからです。いま言えるのはこれだけですね(笑)。」

 何かと、なぞの多いお話のようでしたね。まあ、詳細はこの夏の大きな楽しみにしましょう。

 ところで、オリンピックの開催には組織委員会の専属スタッフたちの力だけではありません。この大会には、全部で50万人に達するボランティアも参加することになっています。これに対して、これまでにすでに150万人以上の応募が殺到したようです。

 では、ボランティアたちに一体、何を期待しているのか、ボランティア部の張巨明副部長のお話です。

 「ボランティアたちの暖かいサービスによって、北京を訪れる世界中の皆さんがいい印象を持ってほしいです。それと同時に、ボランティアたちが世界中の人々と交流して、中国の文化や改革開放で上げた成果を紹介して、友情を築いてもらいたいです。大会が終わった後も、オリンピックのボランティアたちは、オリンピック精神とボランティア精神の持ち主であってほしいと思います。そして、更に北京あるいは中国全体のボランティア精神を育てる人として、社会作りの中核になってくれることを期待しています。」

 組織委員会でボランティアに来た大学生たちにも感想を伺いました。

 「北海という場所で、何人かの外国人観光客に道を聞かれたことがあります。その時から、オリンピックが終わっても、外国人の観光客のために北京を案内するボランティアの仕事をやりたいと思いました。北京のすべてが大好きだから、たくさんの人に紹介したいと思っています。」

 「ボランティアは、参加し貢献してこそ楽しめるというものです。ですから、みんな何か打算的な考えでボランティアになった訳ではないと思います。私は、自分のボランティアの経験と楽しみを人と分かち合うことを楽しみにしています。」

 さてさて、真夏の北京で開催されるオリンピックですが、食品安全の確保も世界中から注目されていることと言えますね。オリンピック大廈にある大会サービス部飲食処の抗易処長の意気込みを伺いました。  

 「世界中の皆さんに美味しい食事をしていただけるよう、メニューに工夫をこらしました。提供する食事のうち、少なくとも七割を西洋料理にと考えています。残りの三割は中華、日本、韓国などのアジア料理にします。食品安全は、オリンピックで提供する食べ物や飲み物にとって一番大事な仕事ですから、細かなところまですべて考慮しています。たとえば、運搬車の温度、調理場から体育館までの配送時間などについてまで、きっちり数値化して管理します。私たちは、ほかのあらゆる部門と協力して食品安全のために全力を尽くしますので、リスナーの皆さん、安心して北京においで下さい。 

 また、食品安全の確保はオリンピック期間中だけのことではありません。企業は大会が終わった後も、引き続き努力を続けていく必要があります。社会全体の食品安全意識を高める上で、オリンピックが一つの良いきっかけになると信じています。」

 北京オリンピックの準備作業に当たっているスタッフのうち、北京で生まれ育った人や、北京で長年生活してきた人が数多くいます。自分たちが生活している町で、ホストとなって、このような祭典を開催することに対して、どのような気持ちで望んでいるのでしょうか。最後に、北京市民としての彼らの心の声を聞いてみてください。

 【劉岩さん】

 とてもほこりに思っています。北京がオリンピック大会を開催することは、中国全土の人々が待ち望んできたことです。実現できて、とても嬉しいです。また、私がスタッフとして大会の開催に貢献できることを、とても嬉しく思っています。

 私だけでなく、開閉幕式運営センターのスタッフ一同はみんな張り切ってテンポ良く仕事に取組んでいます。オリンピックの開催で、北京や中国の今を世界中の人々にもっと知ってもらいたいです。

 【ゼン福光さん】

 オリンピックの開催は中国の誇りです。

 私は建設作業員として、会場の建設に参加できて、光栄に思っています。私の人生にとって、たいへん有意義な体験になります。

 もし、自分たちの作った会場で競技が見られたらもちろん嬉しいです。ただし、競技が行われている最中も、様々な仕事が残っているので、観客としてここで観戦することはできないかもしれません。とにかく、競技が無事に行われるように、スタッフとしてベストを尽くしたいです。

 【抗易さん】

 北京でオリンピックを開催することは、すべての中国人にとってたいへん得がたいチャンスだと言えます。私は幸いにもスタッフの一員として関わっていますが、これは私にとって、生涯忘れられない重要な体験になると思います。国中の人々が注目する視線を感じていますので、精一杯頑張りたいと思います。

 【張巨明副部長】

 オリンピック大会はこの100年間に、アジアで四回しか開かれていません。そのうちの三回が日本で開かれたものです。日本はオリンピックに一番貢献しているアジアの国と言えます。2008年はまた中日関係においても、新たな段階に入る一年なので、ぜひ大勢の日本の方々に北京に来ていただきたいです。

 皆さん一人一人がきっと友情の使者になると信じています。

 CRI日本語部制作

 2008年1月

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