中国国家体育総局の肖天副局長はこのほど、「北京オリンピックに参加する中国代表団の規模が史上最大となる」と紹介しました。
肖天副局長の紹介によりますと、現在のところ、中国代表は210種目において、約500人のアスリートが出場権を獲得し、2004年のアテネ五輪の407人をすでに上回っています。一部種目の選抜試合はこれから行うため、もう50人から60人ほどエントリーできると予測しています。肖天副局長は「中国のアスリートが獲得した出場権はすでに予想目標に達し、中国代表団はこれに満足している」と述べました。
肖天副局長はまた、今回の北京五輪では、金メダルが中国代表団の唯一の目標でないことを強調しました。これについて、肖天副局長は「金メダルの獲得数がトップ3に入ることを目指すと共に、中国代表団はオリンピック精神を発揚し、粘り強く戦って、勝っても奢らず、負けてもくじけず、良好なスポーツマンシップで取組んでいく。中国代表団は、各国や各地区の代表に学び、交流を強め、友情を深めていく。さらには、一連のイベントの開催によって、一般市民にもスポーツに親しんでもらっていくよう努力していく」と語りました。
肖天副局長は「北京五輪の開催は、文化や経済発展、都市建設などの面において、中国に大な富を残してくれる。スポーツの面では、必ず中国の大衆スポーツの発展を促進する。と同時に、競技スポーツにおいてもプロ化が一層進められていくに違いない。五輪の後は、中国の競技スポーツのプロ化は、サッカー、バスケットボール、卓球から他の競技に一層広まっていくだろう」と期待しました。(翻訳:katsu)
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