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エネルギー消費削減、目標未達成の理由は(2)
   2007-06-29 22:46:05    cri
   ▽単位当たりエネルギー消費減少に

   中国の単位国内総生産(GDP)当たりエネルギー消費は2003年から05年にかけ、それぞれ4.9%、5.5%、0.2%増加したが、06年は3年ぶりに1.33%の減少に転じた。

  この喜ぶべき変化は、国家が省エネルギーに関するマクロ的指導を強化したことが第一の要因として挙げられる。06年に政府は省エネルギー目標責任制を導入し、各級地方政府と重点エネルギー消費企業は省エネ排出削減責任状を取り交わした。また、関係部門が土地、価格、税収に関する一連の政策的措置を打ち出し、セメント、電解アルミニウム、鉄鋼など11業種に構造調整意見を提示した。また、十大省エネプロジェクトを開始し、高エネルギー産業への市場参入、用地基準、環境保護基準などを導入した。

  これにより、エネルギー消費量の削減に2つの方面で初歩的な進展があった。

  第一にエネルギー利用効率の向上。高エネルギー消費企業におけるエネルギー消費が低下した。06年の発電用石炭消費量は3%減、鉄鋼1トン当たりのエネルギー消費量は6.78%減、セメントの単位当たり生産総合エネルギー消費量は6.45%減、単位当たり原油加工総合エネルギー消費量は7.55%減となった。

  第二に上げられるのは工業分野の成長抑制だ。長年高成長を続けてきた一部の高エネルギー消費産業の成長が2006年下半期から鈍化に転じた。上半期に比べ、高エネルギー消費6業種のうち非金属鉱物、非鉄金属精錬および圧延加工、化学原料および化学製品生産の3業種で成長が抑制された。上半期に比べた成長率の抑制幅はそれぞれ、2.9ポイント、1.7ポイント、1.5ポイントだった。(編集XX)

  「人民網日本語版」より
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