中国海運グループと湖南省人民政府は10日、クルー基地を設立し、長期的に学生募集を行い、専門教育を実施する合意書に調印しました。
中国海運グループの馬沢華書記は「中央が管理する国有の重要基幹海運企業として、海運グループは国民の生活を支える石炭、石油、食糧など国家戦略物資の輸送や輸出入貨物の輸送を担っている。現在、海運グループは一流の団体を目指しているが、そのカギはクルーの育成にある。そのため、質の高い優秀な人材を呼び込むことが必要だ」と述べました。
調査によりますと、湖南省に設立されるクルー基地は、高卒以上の学歴を持つ学生を長期的に募集し技師学院に入れて専門教育を実施し、学生が国家資格を取得した後、それぞれ乗船し業務を行うということです。
農業が盛んな湖南省では、農村労働力が3200万人余りに及び、約2100万人の余剰労働力があります。湖南省人民政府の郭開朗副省長は、「中国海運グループとのクルー基地の共同設立などを通じて、湖南に海洋文化をもたらし、湖南の優秀な若者に新たな就職機会を与えたい」と語りました。湖南省はクルー基地に優秀な若者を積極的に送り込み、基地の発展のために多様なサービスを提供する構えが分かりました。(新華ネットより Lin)
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