中国内陸の南西部、長江上流にある重慶市は中国西南部地区における最大の商工業の中心地であり、長江上流の水陸交通の中枢である。全市は40の区、市、県を管轄しており、人口は8万2000k?である。重慶市は1997年から中国の4番目の中央直轄市になった。市花は四川椿で、市樹は黄桷である。
重慶市は「山の町」と呼ばれている。西は高く、東は低く、三方に水が巡らされ、四方は山に囲まれている。重慶市は長江と嘉陵江に抱かれた美しい山水の町である。気候は湿潤で雲天が多く、霜と雪は少ない。春と秋には霧の日が続くため、重慶はまた「霧の都」と呼ばれている。年平均気温は18.6である。
重慶の水、陸、空の交通はとても便利である。50ライン以上の国際・国内航空線は日本の名古屋、シンガポール、バンコク、香港、北京、上海、ラサとをつないでおり、成都?重慶、襄樊?重慶、貴州?重慶鉄道線はここで交差している。全市には100あまりの星クラスの観光船、内河観光船があり、施設が整った80軒以上の星クラスのホテルがある。重慶は長江を下って世界級の大峡谷景観一長江三峡を見物する最適な出発点である。
重慶は麗しい山水があり、また人を魅了する夜景がある。精美極まる大足石刻、雄大な長江山峡、第二次世界大戦極東指揮の中心地をはじめ、20以上の景勝区、300以上の見所がある。これらの景勝地は観光客を多く引きつけている。
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