名前:丁俊暉
出身地:江蘇省宜興市
身長:176センチ
体重:60キロ
生年月日:1987年4月1日
イギリスのメディアは彼を「東方のスター」と呼んだ。丁俊暉。19歳で今やスヌーカー界に君臨する天才だ。性格は内気で、負けず嫌い。8歳からスヌーカーを習い始めて、13歳の時にアジア招待戦の3位に輝き、以後、スヌーカーの「天才少年」として各大会を総なめにしてきた。
2002年5月、わずか15歳の丁俊暉が、アジア選手権で最年少のチャンピオンとなり、そして中国に初めてのスヌーカーでの金メダルをもたらした。同年8月31日、世界ユース選手権の1位に輝き、中国初めてのスヌーカー世界チャンピオン。また、同じ年のアジア大会で、タイのサエンラを破り、これまたアジア大会中国初の金メダリストに輝いた。そして2002年10月20日から11月2日にかけてエジプトで行われたスヌーカー世界選手権で3位となり、1997年の郭華と並んで中国における世界選手権での最高成績をマーク。2002年12月15日、中国ビリヤード協会から「ビリヤード特別貢献賞」を贈られた。
そして2003年8月、ヨーロッパ・アジアマスターズ対抗シリーズ戦(香港、タイ)で丁俊暉丁は2回にわたって、当時の世界ランキング1位のマーク・ウィリアムズを下して、一気に世界の頂点に駆け上がる。2005年4月、スヌーカー中国オープンではピーター・エブドン、傅家俊、ケン・ドヘルティ、ステファン・ヘンドリーら大ベテランを破り、優勝。同年12月のイギリス選手権でも、チャンピオンに輝き、その地位を不動のものとした。
2004年2月、丁俊暉のトレーニング・パートナーで2002年世界選手権チャンピオンピーター・エブドンは「近いうちに、丁選手が世界ランキング位にならないとは考えにくい。多くの名選手と何度も対戦したが、丁選手ほど難しい相手はいない。丁は今、オスリバンに続く、世界でもっとも優れたプレーヤーだ。将来、スヌーカー界の"タイガーウッズ"になるに違いない。」と評価した。
そしてその現在世界ランキング1位のオスリバンは丁について、「丁選手の持ち味は攻撃の積極性だ。いつか世界チャンピオンになり、ビックスターに輝くに間違いない」と語った。
中国の誇るスヌーカー界の"タイガーウッズ"。スヌーカー「不毛の地」、アジアで、これからの活躍が期待されるホープだ。
2007年1月、ウェンブリー・マスターズ 2位
2006年12月、ドーハアジア大会 団体戦、ダブルス、個人戦1位
2006年8月、北アイルランドカップ 1位
2005年12月、スヌーカーイギリス選手権 1位
2005年4月、スヌーカー中国オープン 1位
2002年11月、スヌーカー世界選手権 3位
2002年8月、世界ユース選手権 1位
2002年5月、アジア選手権 1位
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