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春の日向でお経を読む
   2007-04-11 17:14:26    cri

  

 3月最後の週末、北京放送からバスで西へ30分ほどのところにある「八大処公園」に行ってきました。

 八大処公園は、なだらかな山々が広がり、その裾野にお寺が何ヶ所か散らばっている広大な公園です。園内の霊光寺の境内には、「般若波羅蜜多心経」が刻まれた壁があります。暖かい春のぽかぽか陽気の中、壁の下では、二人の若者がお経の本を開き、黙読していました。

   

 「般若心経」と言えば、わたしもよく読んでいるお経です。6年前、山梨県のテレビ局で研修を受けていたとき、毎朝、ホームステイ先のご主人は朝食の前に、必ず「心経」を読んでいました。その時、はじめて「心経」の"日本語版"を聞いたのです。中国語で読むより、「お経らしい」発音で、とても心地よい感じがしました。「掲諦掲諦波羅掲諦(ぎゃていぎゃていはらぎゃてい)…」とても美しく響きます。「心経」の内容についても勉強してきました。台湾の歌手、斉豫が歌う「心経」は、今でもよく聞いています。聞いている内に、とても落ち着いてきます。

    

 心経の壁の近くに、赤い布を敷いて、全身を地面に投げ打って、拝む人たちが何人もいます。周りでカメラを向ける人たちを完全に無視して、一心に拝み続ける人たちの姿は何だか神々しく感じられました。(文・写真:藍暁芹)

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