国名:ロシア連邦
国名の意義:スラブ地域に侵入したスウェーデン・バイキングの総称Rusに地名接尾語-iaが付けられたもので「バイキングの国」の意。Rusそのものの語源は古ノルマン語のruotsi「オールを漕ぐ人」とされる。
国旗:三色旗(白、青、赤)
国徽:ロシアの国章は、赤い紋章の盾に金の双頭鷲が描かれたものである。鷲の羽根は開かれ、上を向いている。鷲の頭の上には、歴史的に重要なピョートル1世の3つの王冠があるが、これは新しい条件下での、ロシア連邦、地方などを象徴している。
国花:ひまわり
面積:1707万平方キロメートル
人口:1億4550万人、100以上の民族からなる多民族国家。
首都:モスクワ
経済:主要産業:鉱業(石油、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金、ダイヤモンド等)、鉄鋼業、機械工業、化学工業、繊維工業
歴史:ロシア国家の起源は、9世紀にノルマン人の首長リューリックがノヴゴロドに来て、「ルーシの国」を建てたことに始まる。1917年2月の革命によりロシア帝国は崩壊し、代わって同年10月の革命でレーニン率いるボリシェビキがソヴィエト政権を樹立。その後周辺諸国を加えて1922年にソヴィエト連邦(ソ連)が成立。91年8月の政変を契機として体制の変化が始まり、同年12月にソ連邦は解体。このあとを引き継いだのは、エリツィン大統領が率いるロシア連邦で、同大統領は民主化と市場経済化のための大胆な改革に着手したが、多くの困難を伴い、結局99年末に任期終了を待たずに辞任した。その後2000年3月の大統領選挙でプーチンが勝利し、同年5月に第二代大統領に就任した。同大統領は、民主化と市場経済化の路線をさらに推し進めている。
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