長春で開かれる冬季アジア大会を取材するため、中国国際放送局からは、8人の記者による取材団が組まれました、記者の構成は、ニュースセンター・スポーツ部から4人、英語部1人、日本語部1人、朝鮮語部1人、中国語センター1人です。
1月27日、北京空港から長春の竜嘉空港まで、空路にて約1時間半。飛行機を降り立って、最初に出会ったのは、今大会の運営を支えるボランティアの笑顔です。彼らの親切な案内により、大会の送迎バスに乗ることができました。ホテル到着後、すぐ大会のプレスセンターを訪れ、そこで、大会記者証を受け取り、早速、資料や情報を収集しました。大会資料はどっさりと15冊です。29日からスタートする種目を確認して、取材の個人計画を作りました。毎晩、取材団の打ち合わせがあるので、それを元に、毎日の完全な取材計画を作ります。
さて、長春にやって来て、2つの点がまず印象に残っています。まずボランティアが親切に案内してくださったことです。長春市のボランティア活動が本当によく組織されており、選手団はもちろん、私達、記者にとってもなくてはならない存在となっています。
またもうひとつは、大会の安全面における措置が厳しく行われています。プレスセンターや試合会場に入る際、常に記者証の番号が記録され、所持品検査も行なわれます。テロ取締りがこれほど、身近なものになった経験があまりありませんので、まだ慣れませんが、選手や観客にとって、安全を守るということは何にも勝ること。北京五輪に向けても、大切な経験を重ねる大会となりそうです。(取材・写真:春生)
本大会に参加する国の国旗を掲げた空港に到着
親切に出迎えてくれたボランティア(真ん中)
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