FIBAバスケットボール世界選手権は、その名のとおり、FIBA(国際バスケットボール連盟)に所属する212の国・地域の中から、男子バスケットボール世界一を決定する大イベントである。第1回大会は1950年ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開催され、以後、4年に1度、オリンピックの中間年に開催され、多くの感動とドラマを生み出してきた。
2006年、日本開催の今大会から、出場チーム数は16から24に増え、規模が拡大された。バスケットボールの国際的なレベル向上、そしてこれが世界中で最も愛されている屋内団体競技であることから、当然の措置といえる。出場権は開催国とオリンピック優勝国、それにアジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの5大陸で行われる予選を勝ち抜いた国、計24チームに与えられる。
今大会は28年前、フィリピンのマニラで開かれて以来のアジア開催。もちろん日本での開催は初めてである。世界のトッププレーヤーたちが一堂に会し、国の名誉をかけてぶつかり合う、史上最大規模の今大会。全世界からの注目が日本に注がれる。
24ヶ国が四つのグループに分けられ、仙台市体育館(宮城県仙台市)、広島県立総合体育館(広島県広島市)、浜松アリーナ(静岡県浜松市)、北海道立総合体育センター(北海道札幌市)で1次リーグを行い、各グループ上位4チームがファイナルラウンドに進出する。
|