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画のような水郷の風景
   2006-06-19 15:50:30    cri

 10月1日つまり中国の国慶節の休みを利用して、妻と江南の水郷地帯を旅行してきた。このあたりには画になるような所が沢山有ってとても綺麗であった。蘇州に行くと、このあたりの水郷の様子を版画にしたり、水彩画にして売っているが、まさにその画のような様な水郷の風景を見ることが出来た。

 江南とは多分上海の東の方の、長江の南側を指すのではないかと思うが、その中でも江蘇省と浙江省の境辺りの、太湖の東、又は南東には広大な水郷地帯が広がっている。江蘇省側の、江南水郷の三明珠として知られている古い町は、周庄、同里、そして用直(ほんとの用の字は、上に"向"の字のような一本の角が生えている)である。周庄は世界遺産にも指定されて特に有名である。これに対して浙江省側にも古い三つの水郷の町つまり古鎮がある。それは西塘、烏鎮、あと一つは多分朱家角ではないかと思う。

 これらの古鎮のうち、西塘、同里、周庄そして最後に蘇州を回ってきた。特に良かったのは西塘と、同里から周庄までの船の旅であった。

 西塘の町はあまり人に知られていないせいか、観光客が少なく、素朴な水辺の生活がそのまま見える古い町であった。ホテルも西塘賓館という立派な名前であったが、安ホテルであって、国慶節の1日前の9月30日であったにもかかわらず、泊まり客は私達だけであった。二人で2000円もしなかった。別のホテルも同じようなものであった。

 西塘の町には水路が縦横に走っていて、その水辺に家が並んでいる。水辺の家は、軒を水路の側に張りだして作ってあり、各家の軒が連なって、その下が通路になっていた。これを"走廊"と言うらしいが、水辺の回廊である。回廊はせいぜいバイクが通れるくらいで、自動車などは通れない。通路から水辺に降りて、洗い物をしたり、船に乗れるようになっていて、生活感の溢れ回廊であった。

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