4月7日。晴れ。
午前10時半。傅穎日本語部長、元スタッフの曙光さんと一緒に北京北西郊外の香山・万安公墓を訪ねました。ここには伊藤彰一さんが静かに眠っています。伊藤さんは日中交流クラブの一員として、よく中国にいらっしゃり、北京市対外友好協会などの友好団体、そして北京放送日本語部とも大変親しくさせていただいていました。1999年8月24日、中国旅行中だった伊藤さんは、急に亡くなりました。ご両親の願いで、お骨は分骨され、中国に半分、日本の故郷に半分ずつ納められました。日本語部のスタッフは、毎年の清明節前後、必ずお墓参りにいきます。墓石の掃除をして、伊藤さんが大好きだった中国の白酒をかけ、お花を供えます。
暖かい日差しがお墓を照らしています。敷地内の桃の花が咲き誇っています。あの世にいらっしゃる伊藤さん、楽しくお過ごしでしょうか。
(撮影:傅穎、藍暁芹、時間:4月7日午前10時半)
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