全人代・中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は9日、北京で、「今年、全人代常務委員会は科学的で、民主的な立法を一段と推進させ、立法の過程でさまざまな措置を講じて、社会各界の意見を幅広く聴く」と表明しました。
北京で開かれている全人代年次会議は当日、呉邦国委員長の活動報告を聞きました。常務委員会は全人代の常設機関であり、その核心的な機関でもあります。
呉邦国委員長は「全人代大常務委員会は今年、25件の立法項目を審議する計画だ。その中には『物権法』、『監督法』、『突発事件対応法』の制定と、『義務教育法』の改正などが含まれている。そして、民衆の切実な利益に関わる重要な法律草案、或いはその他の重大な問題を選んで全文公示や立法聴取会或いは論証会などの形式で各界、特に一般庶民の意見を聞き取り、広汎な民衆の根本的な利益を一段と守っていく」と述べました。
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