第十期全国人民代表大会第四回会議の山東省代表団の会議を聞きに行きました。ずっと前から名前を聞いていた姜健さんが気がかりだったからです。
彼女は山東省曲阜の医師で、今年63歳。 "国際人道主義奉仕栄耀奨"を獲得したほか、全国労働模範などの栄誉を得ました。そして、第七、八、九、十期、16年も続いて全国人民代表に当選してきました。
会議が終わって、北京放送の取材を受けてくれました。人民代表は自分にとってどういうものを意味しているかについて、「人民代表はもちろん人民を代表しています。人民代表に選ばれ、本当に光栄です。数千人が私のような一人の人民代表を選んだのだから、私たちは人民の希望と信頼を背負っています。全国人民代表大会に参加する際、『私は人民を代表して、この国を管理に来たのだ』といつもこのように思っています。」と述べました。
姜代表は、毎年数十件の議案を持って全人代にやってきます。これらの議案はあちこちの人民から集めたものです。仕事のほかにほとんどの時間は、農村や、町のあちこちで人々の意見や提案を収集します。今年、また100件余りの議案を持ってきました。
今年、最も関心を寄せている問題について、姜代表は「医療制度の改革に注目しています。医療制度の改革は人間の生命にかかわっています。国の発展は、生き生きしている人々の活躍によるものです。国民の健康を保障するために、絶えず医療制度を整備しなければなりません」と述べました。
今まで人民を代表して695件の議案を提出しており、人民の実生活にかかわる議案はずべて採択されています。「帰ってから、意見や提案をくれた人に会った際、彼らはすごく喜んでくれます。彼らの笑顔を見ると、私も安心します」と姜さんは語ってくれました。
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