もうすぐ8月ですね。今年の北京は暑さが例年より早く訪れ、6月の下旬に最高が40度近くに達した日があり、その後も気温があがったり、雨が降ってそれがさがったり。ま、夏ですから暑いことは当然ですが、雨が例年より多いので、蒸し暑さがいつもより目立ちます。皆さんのところはどうでしょうか?
さて、最近町を歩いていると、といっても暑い日はあまり外出せず、外出しても朝か夕方にしてますが、先日、キリギリスを入れた小さな手編みのカゴを沢山なわでむすび、自転車の後ろの席に縛り付けて売っているのを一年ぶりで見かけました。これは北京の夏の風物詩の一つに入っているといえます。その横に乳母車があり、キリギリスの入った小さなかごが一つ手押しに結び付けられていたのが印象的でした。キリギリスがやかましく鳴いているのにね。赤ちゃんはそんなことは気にならないように寝てるんですね。やはり……実は20年ぐらい前に私もそれを買って家にベランダにかけておいたんですが、やかましくて我慢ならないので翌日に虫を話してしまいましたが、そのとき、赤ちゃんはそんなことは気にならないように寝てるんですね。やはり……
ところで、暑くなりますと、食欲をなくすことが多く、肉や魚は見ただけでいやになるときもあるようですが、この林涛はあまりそんなことはないようです。でも、脂っこいものややはり喉を通らないときがあり、好きな豆腐やピーナツも毎日食べたのでは飽きてきます。そこで先日は、茄子を買ってきました。といっても、北京のナスは多くが大きく丸いものです。で、その日野菜市場で買ったのは日本のナスのような細長いもの。ま、漬物にしてもよし、煮物にしたり、煮込んでもよし。みそ焼きにしてもいいんですが、その日は皮のまま蒸してから手で引き裂き、ニンニク、塩と化学調味料を加えたものを冷蔵庫で冷やしました。北京では夏にはナスを蒸してゴマ味噌と塩で和えたり、味付けしたナスをニンニクとラー油でさっと炒めたりして食べているようです。食いしん坊の林涛ですから、話が食べる方に行ってしまい、番組のテーマとはどんどん離れていきそうなのでこれでやめます。すいませんでした。
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