真夏の北京はこのごろの33度以上の蒸し暑い天気が続き、ちょっと動いても、汗びっしょりとなり、ほとんどの家とオフイスは毎日クーラーが働きぱなしで、みんな部屋の中に閉じこもって、冷たいアイスグリームや冷蔵庫で冷やしたスイカなどの果物が子どもたちの大好物となっています。この暑さは北京では十数年ぶりのものです。果物といえば、今年の夏、北京のお店では、果物の種類は例年より更に豊富になっています。
ところで、中国の東北地区では、約十数年前、果物のレイシやパパイア、ドリアン、キウイ、マンゴー、パイナップルなどを食べたことはなく、市場で見られるのも珍しいものでした。ここ数年、農業政策と農業構造の改革、及び農業科学技術レベルの向上に伴い、山間地帯や農村でも、果物を栽培する農家と果物の品種が増えたため、都市部の食住民の生活は恵まれてきました。例えば、北京では市民が年中、地元産の果物のほか、南方から輸送されてきた四季折々の果物を食べることが出来ています。更に、今年は、台湾産の果物が大陸の市場に出回るようになりその種類が更に豊富になり、都市部住民は特に果物に恵まれるようになり、大好物の果物が好きな私はこれにもっとも喜んでいます。
そこで、今日の経済の話題、今週、上海で行なわれた台湾農産品即売会についてお伝えしましょう。
今月18日の午前、国務院台湾事務弁公室、商務省台湾香港、マカオ局、農業省台湾事務弁公室と国家品質監督検査検疫総局の共同主催による台湾農産物即売会が上海展覧センターで3日間にわたって開かれました。
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