2008年に開催される北京五輪のテニス、ホッケー、野球、ソフトボール、ビーチバレーなどの競技場が、このほど調整を経て確定した。北京五輪組織委員会と五輪会場の建設指揮部が先月30日開催した記者会見で、同委体育部の繆仲一副部長が明らかにした。
会場未確定の馬術と自転車ロードレースを除き、北京地区で行う競技26種目は、競技場がすべて確定した。繆副部長によると、テニスは五輪公園、野球とホッケーは五輪公園内の臨時会場、ビーチバレーは天安門広場から朝陽公園に、ソフトボールは豊台体育センターにそれぞれ決定した。
馬術の会場は当初、順義区の北京郷村競馬場に決まったが、総合的な分析の結果、より豊富な馬術競技の経験とより優れた技術的環境や検疫施設が香港にあるとして、組織委は国際オリンピック委員会(IOC)に香港への会場変更を申し入れた。繆副部長によると、馬術会場変更の最終決定権はIOCにあり、IOCは現在、検討を進めているという。
「人民網日本語版」
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