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五輪経済:不動産業の伸び率は16.3%に
   2005-06-21 16:43:06    cri

 このほど、北京五輪経済研究会が発表した「2004年度北京市五輪経済レポート」は、「北京五輪に対する楽観的な展望により、向こう4年間、北京市の不動産業は年間16.3%増の高い伸びを保ち、トータルな経済の発展よりも早いものとなる」と見ています。

 北京五輪の招致の成功により、不動産業への投資は急増しています。2003年における北京市の不動産開発の投資額は1202.5億元に達し、前年同期比21.5%増で、全社会固定資産投資の55.75%を占めるに至りました。2004年における北京市の不動産開発の投資総額は1473.3億元に達し、前年同期比22.5%増、全社会固定資産投資に占める比率は58.3%に上昇しました。

 向こう4年間における北京市都市部のインフラ整備への投資総額は記録を更新し、年間1800億元にも達し、142のプロジェクトを重点として整備をすすめ、同じレベルの国外の都市とのギャップを縮小することに力を入れます。これは北京市の不動産業に革命性的な影響を及ぼしています。北京五輪経済研究会の予測によると、北京五輪により、北京市の不動産業は年間16.3%増の高い伸びを保ち、トータルな経済発展よりも早いものとなる見込みです。

 「2004年北京五輪経済レポート」の分析によると、2008年北京五輪が北京市の不動産業にもたらす最大のチャンスは、北京市の都市部建設のトータルな計画を一変させ、インフラ整備への巨額の投資を誘致し、北京市の諸街区の建設を促していることです。都市インフラ、都市部の道路幹線、高速交通幹線が使用されるとともに、北京市郊外での住宅の建設も盛んになっています。また、インフラ整備の過程で大量の老朽建築物の取り壊しも行われ、不動産業の発展に持続的かつ旺盛なニーズを提供しています。それと同時、「二つの軸、二つの地域、数多くの中心」という戦略的な都市部インフラ整備企画は人々の「居住理念」を変えつづけています。

 同レポートによると、当面の北京市の発展状況に基づいて推算すれば、2008年に北京市の一人当たりのGDPは40000元に達し、それ以降、北京市の不動産業は急速に伸びると見られています。これまで数回の五輪大会以降、主催都市の不動産価格が高騰したり下落したりしていたが、そのうち、韓国のソウルは北京市と比較することが可能な最適の都市であろう。当面、中国の状況は当時の韓国と似ており、つまり、発展途上国から新興工業国へ進む重要な時点にさしかかっているのです。中国と韓国はオリンピックを重視し、スポーツのイベントであるばかりか、政治イベント、経済イベントとも見なしています。1988年のソウル五輪以降、不動産業を含むソウルの経済が引き続き伸びたという状況に基づいて推測すれば、北京の経済と北京市の不動産業は2008年五輪以降も急速に伸びると見られています。「チャイナネット」

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