答え:中国民政省は海外の友人の震災被災者に対する関心と支援に深く感謝しています。しかし、被災地の孤児の引取りに関する業務は、現在まだ行っていません。今のところは、まず子供たちの親族探しをすることが先決です。引取る側と引取られる児童の合法的な権益を保護するため、孤児となったことが確認されてから、法に則って申し込みを受け付けることになります。孤児の身分が確認される前に、引取り作業を開始したら、子供の実の親や親族が現れた場合、法律的な争いが発生するだけでなく、引取る側と引取られた子供の感情を傷つけることにもなります。
これまで、四川省の民政部門はいかなる団体や個人にも、孤児引取りの登録などの権限を授けたことはありません。このため、地震による孤児の引取り作業は、救援活動がほぼ静まり、孤児としての身分が確認された後に、法に則って秩序よく行うべきです。
被災地の孤児を引取る意向のある方は、権威あるメディアの情報に注目するとともに、中国民政省や四川省民政局などのホームページをご覧いただきます。孤児の引取り業務が始まった場合には、手続きに従って孤児を保護している社会福祉機関や孤児の後見人がいる県クラス以上の民政部門に対して、申し込みを提出し、法に則って引取りの手続きをしていただきます。
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