8日の開会式は朝から曇っていて夜は雨の予報もあり、天気が心配されましたが、ロケットを使って北京の街に雨を降らさなかったということで驚きました。そんな中、オリンピックも中盤に入った14日の日は一日天気が悪く、秋を思わせるような冷たい雨が降っていました。
とこらが、15日からは鳥の巣を会場とする陸上競技もいよいよ始まると思っていたら、15日は素晴らしい青空になりました。4月に北京に来てから、このような青空の日も何日かはありましたが、数えるほどだったと思います。16日の今朝も透き通るような空気になっていて、これも何か操作しているのかと思えるほどです。
オリンピックが開幕し、各種目とも手に汗握る熱い戦いが続き、名勝負、名シーンの連続になっています。連日の中国選手の大活躍に北京の街も大いに盛り上がっていて、世界中から集まる観光客からも親切なボランティアも含めて高い評価を得ているようです。
日本では結果がよい場合「天も味方をする」という言葉もありますが、まさにこの北京五輪の成功のために、天も味方しているのではないかとも思えるような綺麗に輝く青空が広がった15日、16日の二日間でした。
【プロフィール】
1957年生まれ 早稲田大学教育学部卒 筑波大学体育研究科大学院修士課程修了 専門スポーツは陸上競技 早稲田大学本庄高等学院 教諭 早稲田大学スポーツ科学部講師 2008年4月ー2009年3月 早稲田大学から北京大学への交換研究員
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