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聖火リレーの現場リポート
   2008-04-04 17:16:23    cri

 現地時間の1日午後、北京オリンピックの聖火を載せた特別機がカザフスタンの最大都市・アルマトイに着き、海外で行われる聖火リレーが正式にスタートしました。

 アルマトイの聖火ランナーのトップを切ったのはカザフスタンのナザルバーエフ大統領でした。

 2日、アルマトイ有数のスキー場で、カザフスタンのナザルバーエフ大統領がカザフスタン駐在の中国大使からトーチを受け取りました。ナザルバーエフ大統領はトーチを持って会場を一回りしてから、2004年アテネオリンピックのボクシングウェルター級の金メダリスト・バフチヤル・アルタエフ選手に引き継ぎました。ここから、北京オリンピック聖火のアルマトイ市内でのリレーが始まりました。

 アルマトイはりんごの産地で、「りんごの都」とも呼ばれています。アルマトイでの聖火リレーはおよそ19キロの道のりで、カザフスタンのスポーツ選手など80人の聖火ランナーが参加しました。これらのランナーは、走るだけでなく、スキーやスケートを利用したり、馬に乗ったりして聖火をリレーしました。

 北京オリンピック組織委員会によりますと、アルマトイを海外の聖火リレーのトップにした理由は三つあるということです。

 一つは、カザフスタンが中国西部の隣国で、昔から中国との友好関係を持っているからです。アルマトイは中国古代のシルクロードにおける重要な場所で、中国と中央アジア、ヨーロッパ、アラブ地域との文化交流に大きな影響を与えました。

 それに、今のアルマトイはカザフスタン最大の都市で、経済、スポーツと文化の中心でもあり、オリンピック精神の普及にもふさわしい場所です。

 そして、カザフスタン政府が北京オリンピックを一貫して支持しているというのも大きな理由です。

 アルマトイのタスマガムベトブ市長は、「カザフスタン、アルマトイはシルクロードに位置し、ヨーロッパとアジアの大陸、それに東西の文明を結ぶ役割を果たし、東西の文化交流を促した。また中国はカザフスタンの東の隣国で、両国の国境線は1782キロに及んでいる。カザフスタンが独立した後、中国と友好関係を結び、数多くの協力プロジェクトを行ってきた。そしてオリンピックの目的は平和を訴えることにある。カザフスタンと中国の国交は中央アジアとヨーロッパ、アジア地域の模範とも言える。カザフスタンは独立した翌年、すぐに核兵器を廃棄し、平和国家であることを表明した。アルマトイはカザフスタンで最も美しい都市の一つで、2018年の冬季オリンピックの招致活動を進めている。北京オリンピック聖火リレーは冬季オリンピックの招致にプラスとなるだろう」と語りました。

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