中秋節のお月見も終わった北京は、この頃、夜間の気温は20度を切るようになり、たいへん過ごしやすくなりました。
しかし、中国の南にある私の故郷・安徽省では、まだ真夏日のような暑い日が続いているようです。先週末、実家にいる両親に電話しましたら、最高気温が35度だと言っていました。日本もまだ暑いようですね。残暑お見舞いと言って良いかどうか、どうか、暑さが残る中、お体に気をつけてください。
さて、先週の一週間では、世界を驚かせた一連の金融の動きがありました。アメリカ・ニューヨークのウォール街から始まった金融危機が、世界経済の成り行きに深刻な影響を与えそうです。中国はこれを受け、どのように動き出しているのでしょうか。前半の番組では、ここ一週間の注目される経済の動きを中心にお伝えしてまいります。
一方、中国では29日(月)から国慶節の大型連休が始まります。今年は、9月29日から10月5日までの一週間が休みとなります。町角に設置された花壇や植木鉢は引き続き、綺麗な花を咲かせて、祝日ムードをかもし出しています。
今年の国慶節の間、交通機関を利用して出かける旅客は、去年より2割増えて、延べ1億人以上になると見込まれています。連休制度の見直しで、今年から大型連休が3回から2回に減り、また、年頭に雪害、5月に大地震が起きたため、数多くの人が今年の旅行計画をまだ実現できずにいることが背景だと見られています。
後半の番組では、ポスト・オリンピック関連、そして、大型連休関連の動きをピックアップしてお送りします。(王小燕)
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