9月下旬の北京はすっかり秋の気配になりました。また、今年、中国伝統的な中秋節は25日となります。中秋節や国慶節の7連休を控えて、町中が一段と賑やかになっています。私も国慶節の連休を利用してどこか郊外のリゾート地へ出かけるつもりですが、涼しい秋、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今週の『経済スクランブル』に入りましょう。中国経済の最新の動きを紹介する「経済ニュース」のほか、「スポットライト」では、中国と日本が資本分野における協力について、先月東京証券取引所での取材リポートをお届けします。
中国と日本の経済協力と言えば、昔はほとんど、日本の企業が中国に進出して、「物を作る」加工貿易を中心としていましたね。しかし今では、IT産業や、サービス業、金融とか資本市場など、さまざまな分野まで広がりました。簡単に言えば、片側通行から双方向へ、また物作りから、金融分野や資本市場での資金のつながりへと発展してきましたね。特に今年に入ってから、中国企業は国際進出のテンポを速め、ついに日本の証券市場にまで足を踏み入れました。
さて、来週水曜日の26日から、土曜日の29日にかけて、中日国交正常化35周年のシリーズ番組を放送しますので、来週の経済スクランブルは一回休みとなります。また、中日国交正常化35周年のシリーズ番組もぜひお楽しみください。(琳)
|