このコーナーではC.E.(China Economy)に関するデータをご紹介します。
6割
香港上海銀行(HSBC)の調査によりますと、中国大陸の中小企業は全般的に、景気が良くなると見ています。6割近くの企業が今年、従業員を増やすことを計画しており、この比率は、調査を受けたアジアの9の国と地域の中で第1位となっています。今回の調査は、アジアの9の国と地域の1800社の中小企業を対象とし、主にこれらの企業が地元の景気見通しをどう見ているか、また引き続き投資をしたり従業員を増やしたりするか、アジアのその他の国との貿易量をいかに予測するかなどについて調査しました。
調査結果によりますと、大陸で対外貿易に携わる中小企業は中国の貿易の見通しについて楽観視しており、そのうち、6割の企業は、今年アジア太平洋地区との貿易が引き続き増加すると予測しています
32.27%
成都市商務局の最新の統計によりますと、今年5月末時点で、世界企業上位500社のうち120社が成都市に進出しています。そのうち39社が、計49社の合弁・独資・合作企業を設立し、33社が子会社を設立。48社が代表事務所を設立しています。1ー5月、成都の輸出は急増し、累計輸出額は06年同期比32.27%増の31億700万ドルに達しているということです。
5千万
中国保険業監督管理委員会はこのほど「保険資産管理における重大突発事件への緊急対応管理マニュアル」を発表し、保険機関が5千万元以上あるいは同機関の総資産額の1千分の1を超える損失を出した場合は、保監会に報告することを義務づけました。
490万トン
山東省省エネ弁公室からの情報によりますと、同省では今年から、高エネルギー消費・高汚染型産業における立ち遅れた生産能力の淘汰に力を入れ始め、基準に合わない186プロジェクトがすでに不認可となりました。これにともない、山東省では6月以降、製鋼所9カ所の営業を停止、年内にはさらに立ち遅れた製鉄能力490万トン、ならびに製鋼能力791万トンが封鎖される見込みです。
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