国家発展改革委員会、中国共産党中央委員会宣伝部、商務省、国家工商総局、国家質量監督検験検疫総局、国家環境保護総局はこのほど、通達を出し、資源の節約と環境の保護、商品の過剰包装への反対を強調しました。
春節を前に、地方のメーカーや販売業者の一部は、より多くの利益を得るため、包装に力を入れ、過剰な包装が氾濫しています。それらは主に、重包装や大げさな包装材料、行き過ぎたデザイン、過剰な包装機能、過度の外観装飾、高過ぎる包装コストなどに現れています。このような現象は、資源節約型・環境配慮型社会の建設要求にそぐわないものです。
これに対し、通達は「商品過剰包装の抑制を強化する。過剰包装反対キャンペーンを広く展開し、資源節約・環境保護意識を醸成する」としています。
また、通達は「各地の発改委と経済貿易委員会は関連機関と協力し、社会の環境保護意識を高めなければならない。企業は省エネ・エコ製品の研究開発を加速し、適度な包装を心がけなければならない。また各地の発改委と経済貿易委員会は、商品過剰包装を抑制するための指導文書などを作成、配布しなければならない」と要求しています。
さらに「商品の過剰包装の抑制のための長期有効メカニズムの確立を急ぐ。商品過剰包装抑制のための法律法規を制定・整備し、循環経済や資源総合利用などの立法プロセスを加速する。包装資材の生産・使用規格を整備する。過剰包装に関する罰則を厳格化する。価格調整や税制調整を通じて、過剰包装抑制を促していく」としています。
通達は最後に、「各地の工商部門、品質検査部門、価格主管部門はそれぞれの職務に従って司法検査を強化し、商品過剰包装を通じた虚偽広告、不当価格設定、違法抱き合わせ販売などを厳しく取り締まらなければならない。市民に対しては、過剰包装を通じて行われる販売詐欺行為を摘発するよう奨励する」と強調しました。(新華ネットより Lin)
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