天津国際モーターショーは2001年から、今年まで、すでに4回行われ、取引額は約50億元に達しました。今年のモーターショーについて、主催側の天津天保持ち株有限公司の呂金洲社長は

　「天津の発展が中国の第11次五カ年計画に組み入れられた状況の下で、第5回天津国際モーターショーが行われることになり、これまでのモーターショーと比べていくつかの特徴があると言えます。その一つは、開催の目的が一段と明確にされたことです。つまり、モーターショーを通じて、貿易を促進させ、天津市全体の発展を促進させることです。その二つは、モーターショーの規模をさらに拡大することです。その三は外国製の車だけではなく、国産車をも展示することです」と話しました。

　今回の展示面積は８万平方メートルで、外国製と中国製の２つのコーナーにわけ、乗用車や、ビジネス車、自動車部品、自動車関連用品などが展示されることになります。展示品は国内外のブランド車です。また、自動車文化のコーナーでは、国内外の著名な収集￥家および、団体の収集による名車、モデルカー、切手、写真、自動車手工芸品、車の装飾品などが展示されることになります。そして、今回のモーターショーでは、国際高級自動車模型展も行なわれ、異なる角度から自動車文化の内容を展示します。

　天津南方自動車販売有限公司の馬化羚社長は記者に「モーターションは自動車めーかにとって、製品を展示する良好な機会と、市場の最新の動きを見つけるすることも出来ます」として、さらに「天津国際モーターショーの規模は大きなものです。新しい自動車産業政策と激しい市場競争の下で、より大きな圧力と新しい試練に直面して、市場変化に適応する能力を向上し、即時に会社の発展政策を調整し、世界の先進的な経営理念に基づいて、市場を開拓し、質のよい製品とサービスを提供することが要求されています」と話しました。

　第5回天津国際モーターショーは人間を基本にするサービスの理念を堅持し、展示現場で、車の選択や、テスト運転、購入など一括したサービスを提供します。また、見学者や展示側に食事や交通、金融保険などのサービスを提供します。天津国際自動車貿易展覧会は貿易の特徴を持ちながら、文化的な雰囲気に満ちたサービスシステムを完備させた国際的なモーターショーになるでしょう。これについて、天津港保税区管理員会の馮志江副主任は「天津港保税区は中国北方の重要な対外開放の窓口で、新しい経済成長点でもあります。その主要経済指数はこの13年来、毎年30％増え、特徴を持つ国際貿易や国際物流、展覧即売会、加工製造業の仕組みを確立しました。そして、天津港保税区は中国における自動車輸入の最大の集散地であり、自動車の輸入量は中国全体の50％以上を占めています」と述べました。

　ここ数年、長春第一自動車製造工場、日本のトヨタ自動車と天津は協力し、天津自動車工業に新しい活力を注ぎました」と述べました。