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華晨、自主的革新
   2006-03-30 11:45:36    cri

 瀋陽に本拠を置く華晨金杯自動車会社は、中国で名が知られた自動車メーカーです。製品の中華自動車シリーズは、今年中国でセンセーションを巻き起こすだろうと見られています。

 その中の一つ「駿捷」は、この会社が自主的に開発した車で、今年第1四半期に完成されます。この車種について、劉至剛社長は、「『駿捷』はファミリカーとして開発したもので、1600CC、1800CCのエンジンのほか、1800トルク、1800オートマチックもあります。その意味で、この車種は華晨を代表する車と言えます。この自動車は高性能と手ごろな価格で、競争が日増しに激しくなる国内自動車市場に立ち向かいます。量産に先立って、すでに販売先の物色、生産の稼動、品質のコントロールなどの事業を着々と推し進めています」と、自信満々な口調で話しました。

 さらに、「駿捷」に取り付けられた1800トルクのエンジンは、華晨社の独自開発したもので知的所有権を持っており、「夢のエンジン」と名づけられています。これついて、研究開発センターの張福全所長は、「このエンジンは、会社を上げて開発したもので、世界の最先端のものだと言えます。使用期間は少なくとも20年にわたり、ヨーロッパ4の廃棄ガス排出基準に満たしています。それに、同じ車種に比べてこの自動車は燃費、性能などの面でも、ヨーロッパ4の技術基準を10%から15%上回っています。この車種の開発の流れや知的蓄積などは国際とほぼ同じレベルに達しています」と、強調しました。

 自動車産業で勝利を制する鍵は、知的所有権のある核心的技術を持つことです。このため、華晨社は瀋陽の張士開発区で2万平方メートルの研究開発センターを立ち上げ、540人もの研究者が研究に熱中しています。この研究開発センターは、企画をはじめ、スタイルデザイン、工芸設計、実験走行、検証などで、一定の規模を持っている上、特色のあるシステムを所有しています。

 しかし、今日まで至る道のりは、迂回曲折があり、社員の弛みない努力の結果です。楊波副社長は、「このシリーズが歩んだ道は順調ではなかったのですが、ここ数年の改良、改造、レベルアップを通じて、今は自信が持てるようなりました。わが社は実りの時代を迎えています。現在、性能や品質などは新しい段階に入っています」と、充実感を話しています。

 2006年、華晨会社は年間生産と販売が50%増の18万台を目指しています。このような高成長はいうまでもなく大きなチャレンジになっています。節目の年になる2006年に、華晨会社は自主的開発をもとに、他社との協力と技術の導入を中心にして、ブランド品経営を実施していきます。これは民族自動車産業の主力に成長するに必要なものと言えるでしょう。

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