この夏に開かれる北京五輪の聖火採火式が今週月曜日、オリンピック発祥の地・ギリシャで行われました。これから130日間にわたって、海外では19の国、中国国内では31の省・市・自治区を回って聖火リレーが行われます。日本の長野も訪れます。
聖火リレーがスタートしたことで、北京五輪への動きがいよいよ本格的に始まったと実感します。
今回の「カルチャーパワー」は、近年、中国で保護事業が進められている「無形文化遺産」についてお伝えします。特に陝西省の「ヤンコ踊り」、湖北省の「長陽山歌」、内蒙古の「長調」、それに新疆の「ムカム」にスポットを当ててご紹介します。
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「カルチャーパワー」担当の斉鵬 アナ、廖麗アナ、王秀閣アナ(左から) | 中国の伝統文化や文化事情の紹介を中心に、ちょうど2年前にスタートした番組「カルチャーパワー」は今回で最終回を迎えます。中国の著名な俳優や歌手、伝統工芸の職人などからお話を伺ったり、中国と日本、そしてほかの国との文化交流イベントを取材したりしている中で、本当にさまざまなところで、さまざまな形によって文化交流が行われているのだなあと感じてきました。私たちの放送を通じて、文化の持つパワーを少しでも実感していただければと思い、番組を続けてきました。
今後も、北京放送をお聞きいただき、ご感想やご意見をお寄せくださいますようよろしくお願いします。(鵬)
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