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郭蓉
   2007-06-08 19:12:32    cri
 今日の中国民族音楽では、中国の有名な民謡歌手・郭蓉の歌をお楽しみいただきましょう。

 郭蓉は中国東方歌舞団の民謡歌手で、普段は、優しく可愛らしい人ですが、一度ステージに上ると、彼女の情熱的で、かつ魅力的な歌声は、観客の耳を虜にします。特に、彼女が1997年に歌った「紅旗飄飄(赤旗が空に舞う)」という歌は、彼女が間奏で弾く、躍動感あふれるバイオリンが、この歌の特徴を引き出しました。

 「紅旗飄飄」 

  

 彼女はステージで、歌手として歌を歌うだけでなく、素晴らしいバイオリンも聞かせてくれます。そこが、中国に大勢いる民謡歌手の中から、まず、彼女が一歩抜き出た原因の一つとなったのでしょう。

 「私は3歳の頃から、バイオリン奏者の父親にバイオリンを習い始めました。その後は、父親が、妹や弟と共に組んだ家族楽団に参加して、中国各地をまわって、ステージに上がりました」

 13歳の時、彼女は中国東方歌舞団の団長・王昆氏から才能を見出され、この歌舞団の最も若い団員となりました。1991年、二十歳の郭蓉が歌った「黄河源頭(黄河の源)」は評論家にも非常に高い評価を得ました。

 「この曲をレコーディングするため、私は黄河の上流、陝西省に入り、地元の住民と生活を共にしました。私は、彼らの豪快な民謡に魅了され、強い影響を受けました。それが今の私の歌にも色濃く残っています。」

 「黄河源頭」 

  

 郭蓉さんは、中国の民謡歌手として自国の音楽をよく把握すると共に、海外の素晴らしい音楽を研究する必要性を感じています。

 「ここ数年、日本の演歌歌手「氷川きよし」は、演歌をポップスとうまく融合させ、多くの人々に親しまれています。これは私の音楽の方向性にも良い参考になりました。それぞれ、特色が千差万別な中国各地の民謡を、もっと若い世代の人たちにも親しまれるためには、アレンジを色々と研究する必要があると思います」

 では、郭蓉が歌った新疆ウィグル自治区の民謡「花児為什????(花よ、何故、そんなにも美しい?)」をお聞きください。郭蓉はこのウィグル族の民謡を、自分なりの解釈でアレンジし、民謡に対する新たな概念を作り出したと言えるでしょう。

 「花児為什????」

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