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(一)食いしん坊日記
   2006-09-12 19:18:30    cri

 今晩は、ご機嫌いかがでしょうか?林涛です。

 9月も中旬に入り、秋本番というところですね。今はどういうのかはわかりませんが、日本では以前はよく「読書の秋」とか、「食欲の秋」といいますね。私は本を読むのが好きですから、暇があれば中国や日本の本を読んでいます。本といっても、中国の昔の怪異小説と日本の時代小説です。幼いときから昔の話が好きで、今も変わりません。しかし、食べるほうにもかなりの興味があり、秋だけでなく、1年四季、うまいものを口にしたいと思っているほどです。仕方がないでしょう。

 で、先日家内が、日本で教えてもらった栗の甘露煮を作るんだと3キロ近くの栗を買いこんできました。私は栗は嫌いではなく、酒の肴にと思って鶏肉と栗の炒め物を作ることにし、この日は適当な大きさのものを10個ぐらい選んでおきました。もちろん鶏のささ身は50グラムあれば十分。

 作り方は簡単です。栗は熱湯に暫く浸けてから、皮と渋皮を剥いておきます。そしてそれを水に浸けてアクを抜き、また熱湯で暫く適当に煮てから十分に水気を切り、半分に切っておきます。次は鶏のささ身ですが、これは小さめの角切りにしてから、料理酒、塩と生姜汁を加えて、片栗粉も入れて軽く揉んでおきます。

 次に、鍋に油を入れ、先に、少しの刻んだ唐辛子をを軽く炒めて香りを出します。そして下味のついた鶏のささ身を入れて暫く炒め、それに栗を加えて、料理酒、砂糖、醤油を入れて味付けし、最後に水で薄くといた片栗粉を加えとろみをつけて出来上がり。

 もちろん、林涛の酒の肴はこの一品だけではありません。豆腐にみじん切りにしたネギと味付け海苔を降りかけ、濃い口の醤油をかけたもの、皮付き落花生を塩を入れた水で煮たもの、それにハムの薄切りです。鶏肉と栗の炒めものはうまかったですよ。この夜は少し呑みすぎたたかな?・・・

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